東京マラソンに心震えた。

今朝、新聞のテレビ版を見たら、東京マラソンを中継するのが分かった。東京マラソン箱根駅伝はなるべく見るようにしている。

楽しみにしているのは、以前、中央区の水天宮に住んでおり、そこが中継されるからである。知っている場所が出るからである。選手がどうこうというのでない。

今日の東京マラソンで最後のパリ五輪に出場する選手が決まるらしいが、余り興味はなかった。ひたすら住んでいた所ばかりが気になった。「知ってる店が出てる。通院しているクリニックがある。先生歩いてないかな。」とかどうでもいいことで喜んでいた。血圧も150ぐらいまで上がった。心震えたのはそんなことである。

本当にマラソンが好きな人には申し訳ないことだが、本音だから仕方がない。

水天宮に住んでいた時は、東京マラソンを直に見たのは2回ぐらいしかなかった。江戸川区に移ってからは、しきりに懐かしくなり、テレビのグルメ番組とかで出てくるのも楽しみになっている。

「人は失ってから、その大切さを知る」と良くいうが、まさに実感である。